松果体、溶かして

今さらながら『アナと雪の女王』を見る。ディズニーアニメなんて久しぶりに見たけど、なんだろうね、ほんと、心があったかくなる。見終わってキムチ鍋食べながら「心があったかいなぁ」とひとり声に出してつぶやいたくらいだから。いやまぁ、キムチ鍋があったかかっただけって可能性もないではないけどね、心と体は2つで1つなんだ。じゃあなにか、「松果体があったかいなぁ」とでも言えばよかったのか。教えてくれよ、なあ、助けてくれよ。

 

あの映像を見てると紙芝居のような深夜アニメを見ているのが馬鹿らしくなる(比べてはいけない)けど、それより驚いたのが話の展開のスピード感ですね。説明不足、なにかを取りこぼしている感じがまったくないのに序盤からものすごい速度で物語が進んでいく。考えたけど、子供が見ることが前提にあるんでしょうね。100分ってまぁ映画としてそんな長いほうではないけど、ちっちゃい子は2時間超えたらきつそうだし(根拠はない)、そこにいかに無理なくストーリーを詰め込めるか、そして「詰め込んでる」という感を見せないか。これっすわ。いやー、ディズニーって、ほんとうにいいもんですね。